実力を伸ばせる英会話スクールの選び方　理論と実践

独自の指導方法を確立していて、それが生徒たちの実績に繋がっている

どのような指導方法を採用しているスクールなのかをチェックしてください。「効率が良い」とうたっているところは、それがきちんと科学に基づいたものであるか見てください。どのような勉強の仕方が効率がよいのか、またどうしてその方法が効率がよいと言えるのかを尋ね、根拠を示してくれるところであれば信用してよいでしょう。曖昧なことを言って根拠がない場合はダメな英会話スクールです。「絶対」「必ず」「例外なく」のような言葉を連発するところは信用しない方が身のためです。

指導法にもいろいろあります。たとえば、講師が全員ネイティブで、授業はすべて英語でするところもあります。あなたが主に発音やリスニング、英会話を専門にやりたいと思っているのであればそれで良いでしょう。ところが、文法や試験勉強、総合力アップが目的ならば、そういった授業スタイルは向きません。特に文法や文法用語などは日本語で解説してもらった方がよく理解できますし、たとえそれらの用語等を英語で覚えても、使える場面はそう多くないでしょう。

また、過去の生徒たちの実績を見てください。英検、TOEIC、TOEFLなどは、どのくらいの期間で、どのくらい伸びたのかを聞いてみてください。きちんとしたカリキュラムがなかったり、指導方法が曖昧で講師の間でも統一されていなかったりすると、実績はできませんし、あなたの着実な実力アップは望めません。聞いても教えてもらえなかったり、把握していないスクールならばやめた方が賢明です。